ちょっと待って! ネット銀行推奨の各種保護ソフト
こんにちは、パソコン教室ハートフルのインストラクター澤本です。
昨今、インターネットを使って銀行振り込み等を行う「ネット送金」の需要増加にともない、マルウェアと呼ばれるウィルスの一種に感染して「不正送金」してしまうトラブルも増加しています。
そこで、最近になってようやく各銀行も重い腰を上げて対策に乗り出しました。
私は、みなと銀行をメインバンクにしておりますが、みなと銀行では「SaAT Netizen(サート・ネチズン)」という韓国製の対策ソフトの利用を推奨しています。
また、みずほ銀行や三菱東京UFJ銀行などでは、「Rapport(ラポート)」と呼ばれる米IBM社に買収された元イスラエル製ウィルス対策ソフトの利用を推奨しております。
銀行が推奨しているウィルス対策ソフトだから安全で問題がないだろうと思うのは非常に危険です。
インストールする前にGoogleやyahooで検索して、本当にインストールしても大丈夫なソフトであるかどうかを確認した方が賢明です。
◆参考リンク
※各サイトは投稿者さまの主観が入っております。予めご了承ください。
あくまでも参考サイトですので、該当リンク記事の内容にについて、どのような感想を持たれるかは個人によって違います。
・SaAt Netizen という韓国製セキュリティソフトは信用できるか?
・銀行向け韓国製セキュリティ SaAT Netizenが酷過ぎてギャグレベルの惨状
■法人の場合は……
決済専用端末にて何かあった場合の補填条件が個人の顧客よりも厳しいため、銀行推奨の対策を否が応でも講じておく必要があります。
そういう点では、個人よりも企業の方にインストールの強制力が働いているように思われます。
■私の個人的なお勧め
G-DATA社製インターネットセキュリティが、パソコン初心者さんでも簡単に保護できる手堅いセキュリティソフトだと思います。
G-DATAはノートンやウィルスバスターなどに比べまして、日本ではあまり聞きなれないメーカーですが、マルウェアやフィッシング対策においては世界でトップレベルの実績を誇っているドイツ製のセキュリティソフトです。
ネットで検索しますと「重い」といった内容の表示が上位に現れますが、タイムスタンプを見ますと5年くらい前の記事がほとんどです。
上記サイトの「セキュリティソフトのネットバンキング保護機能の評価」をご覧頂きますと、他の製品ではユーザーによる設定を必要としたり、パスワードを暗号化するために専用サイトに誘導したりなど、パソコン初心者さまが使うことを想定していないように感じます。
その点、G-DATA社製インターネットセキュリティは、最初から保護にチェックが入っていますので、インストールするだけで保護が機能します。

【 ※ご注意!】
新しいウィルス対策ソフトをインストールする場合は、必ず前のウィルス対策ソフトをアンインストールしてから行って下さい。
複数のウィルス対策ソフトを入れたままにしておきますと、不具合を起こします。
パソコン教室ハートフルの生徒様で、ウィルス対策ソフトの入れ替えを希望される方は、購入された新しいウィルス対策ソフトとノートパソコンの両方を教室にお持ち頂きましたら対応いたします。
ただし、インストールに30分以上のお時間を要するものや、特別な前準備と設定が必要な物に関しましては、出張サービス(有償)の方で対応いたします。