PC自作講座はじめました
こんにちは! 武庫之荘のパソコン教室ハートフルのインストラクター澤本です。
連日寒い日が続いておりますが、皆さま風邪などをひかれていないでしょうか?
手っ取り早く免疫力を高めるには『乳酸菌』を摂るのが一番のようです。
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本題です。
何か他のパソコン教室と違った講座もあって良いのではないかと思い、「自作PCの講座をやりたいのですが……」とオーナーに具申したところ快諾を頂戴しました。
プログラミング講座を行っているパソコン教室はたくさんあると思いますが、PC自作講座を行っているパソコン教室は殆どないと思います。もしかすると、当教室だけかも知れません。
メーカー製パソコンと違って手厚い保証が付いていないなど、いくつかの問題を抱えていますが、高性能なメーカー製パソコンでも、3~4年も使い続ければ動きが重くなっていきます。
手厚い保証による修理を繰り返しても、買い替えなければ速度向上の根本的な解決に至りませんので、むしろ長期の保証が買い替えの決断を鈍らせる足かせになりかねません。
自作PCはデスクトップ型という宿命故に持ち運びは出来ませんが、パーツの一部を買い替えるだけで速度の向上を行える等、メリットも多いのです。
パソコン教室以外、家では殆どパソコンに触らないという生徒さまが結構いらっしゃいます。
自分でパーツを選んで作った自分だけのパソコンであれば愛着も湧きますので、帰宅したら電源を入れる機会も増えるのではないかと予想します。自作PCはそのような家で触らない方に向いていると私は考えます。
◆自作PCのメリット◆
1.世界に1台の自分だけのオリジナルパソコンを作れる!
様々なメーカーから販売されているパーツを組み合わせて1台のパソコンとして完成させるため、その組み合わせは何億通りもあります。
まず同じ組み合わせのパソコンは無いに等しいでしょう。外観は同じでも中身は違います。
2.動きが遅くなってもパワーアップが容易に可能!
最初から何十万円もかけて最高ランクのパーツを選んで作れるセレブな人は少ないです。
安く作っておいて、2年くらい経過して遅くなった時にパーツの一部(CPUやグラフィックボード交換、メモリー増設等)をグレードアップする事で現役期間の延長が可能です。
一部だけを買い替えることになりますので、出費も抑えられます。
3.ハードウェアに対する知識の向上とパソコンへの苦手意識の解消効果!
パソコンのパーツの仕組みや種類などに興味を抱き、インターネットで検索したり、書籍を買って読むことで知識がどんどん増えていきます。
知識の向上は自信を与え、苦手意識の解消に繋がります。
専門的なことは分からなくても用語だけでも知れば、店員さんに勧められるまま遅いパソコンを高額で買わされる事は無くなります。
◆PC自作講座受講の流れ◆
1..ヒヤリングにより、受講生さまの要望をお聞きして、PCのタイプを決めます。
(値段重視、3Dゲーム向け、音楽鑑賞用、縦置き型、横置き型など)
(※講座の最後にお持ち帰り頂く関係上、軽い小型のPCに限定させて頂きます)
2.PCタイプをもとにパーツの基本構成を考え、必要パーツをリスト化して仮見積もりを行います。(決済方法は販売店によって違います。代引きの場合は現金で頂戴します)
3.価格ドットコムのサイトからパーツを選定し、購入をお手伝いします。
(教室内の講座という関係上、受け取り先の住所は当教室宛になります)
4.すべてのパーツが届いてから組み立てに入ります。
(インストラクターの澤本が一緒にお手伝いします)
5.動作確認後、Windows10のインストールを行います。
6.Windows10の更新作業は時間が掛かりますので、澤本が行います。
7.すべての作業終了後に、組みあがったパソコンをお持ち帰り頂きます。
(※徒歩の場合大きめの袋やバッグをご用意いただくか、車、タクシー等をご利用ください。自転車は落とすかコケるので推奨しません)
◆PC自作講座の時間帯◆
・火曜日、水曜日、木曜日 15時から17時の2コマ。(通常時間帯)
・土曜日 17時~19時の2コマ。(土曜日しか来れない方専用時間帯)
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◆教室にデモ機を設置◆
最新のパーツを使った自作PCのデモ機を教室に置いています。
澤本が3時間ほどかけて作ったホヤホヤです。
これが作成前に自宅で撮ったパーツ類です。マルチモニターは場所を取らない様にするために購入しました。
総額で5万8千円ほどでした。
Windows10とOffice2019は5千円も出せばYahoo!ショッピング等にて安く買えますので、合わせても6万円程度で10万円以上もするメーカー製ノートパソコンと同等以上の高性能パソコンが作れます。
この自作PCの肝はM.2規格の『SSD』(NVMe)と『水冷CPUクーラー』です。
メモリーは8GB搭載していますので、高負荷のかかる処理の重い作業でも遅くなりにくいです。
ゲーム用には作っていませんが、3Dグラフィックボードを追加すればゲーミングPCとして使えるようになります。
電源を550Wと交換し、CPUをRyzenシリーズに換えれば、マシンパワーを必要とする重いゲームもカクカクせずに遊べます。
新規格802.11ac wave2にも対応しており、インターネット環境を更に快適化する将来性も秘めています。
生徒さんは女性が多いので、PCケースは『小さくてかわいい』感じの物を選びました。
価格コムで見て頂くと分かりますが、多くの自作PCケースは『黒くて武骨』なデザインが多く、選ぶのに苦労しました。
小さくても高性能! をコンセプトにして作りました。
ピカピカ光っているのが水冷クーラーです。よく冷えます。
CPUの温度を測ってみますと、16℃前後でした。真夏でも30℃は超えないと予想します。
現在の自作PCのトレンドは、『RGB』と呼ばれるLEDをふんだんに使ってピカピカ光らせるのが流行っています。
私も少しだけ流行に乗ってみました。
もしも興味を持たれましたら、インストラクターの澤本にご相談ください。
なお、各パーツとOSの代金は、受講者さまのご負担となりますので、予めご了承ください。